仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議と職員全体会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
「昔とてもショックな事がありました。あれから何年も経っているのに、最近よく夢に出てくるのです。トラウマ(心理的外傷)になっているんでしょうか?」という問いをいただくことがあります。
そんなとき、私はこの質問をします。「その出来事の直後も、今見ているのと同じ夢を見ていましたか?」。私の知る限り、今のところは「はい、その直後も何度も見ていました」という方はあまりいらっしゃいません。ほとんどの方は「いいえ、見るようになったのはここ最近です」と答えられます。そこで、私はこう申し上げます。
「ということは、『やっとその夢を見ることができるようになった』ということですね」。相手の方は「?」という表情をなさいます。
「最近その夢を見るのは、あなたがその過去の辛い出来事を、乗り越えた証です。その直後は、その衝撃があまりにも大きすぎて、その現実を受け止められなかったので、夢にも出てこなかった。しかし時が経ち、あなたの心も成長したので、やっと心がその出来事を受け止められるようになった。だから、その夢を見るようになったのです」。
さっきの「?」の表情が、笑顔に変わるとき、私の心がホッとします。繰り返し「悪夢」を見る自分自身を異常ではないか?と心配する人は少なくありません。でも安心してください。悪夢は、あなたが成長した一つの証なのです。