仙台の行政書士より150820心のメッセージ

　本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。なお夕方は、庄子賢一県政報告会に出席いたします。

　今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。

　「人と意見が対立しても、大抵は譲ってもいいことだから、頑張るな。」詩人の伊藤比呂美さんの言葉です。
　私はどちらかというと「譲ることができなくなる」タイプだと思っています。そんな私が人生を振り返ってみると、「あのときは譲らなくて良かった」と思えることはあまり思い出せません。むしろ、「譲らなかった」がために後から様々な問題が起き、周りにご迷惑をかけた痛い思い出は鮮明に思い出します。今思うと「あのとき譲っておけばよかったな～」と思うことばかりです。ですから、この伊藤さんの言葉は、私の事として心に染みてきます。
　「譲れない」自分を受け入れながらも、日々「譲る」訓練です。正直言うと、毎日様々な問題が起こるので「譲らないと、とってもやっていけない」というのが本音です。ただ、譲る訓練をしてきた中で、「白か黒か」の二分法思考になりやすかった私の心の中に、グレーゾーンが求められます。
　譲ることは、決して損することでも、負けることでもなく、私の大人性を育てることなのだと分かってから、少しだけ譲るのが上手になってきたかな？と思っています。