仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議に出席いたします。
今日は、長嶺由宇先生の言葉のご紹介です。
あなたには、夜眠れない時がありますか?それには、様々な理由が挙げられるかと思いますが、一つは、色々と思い悩み、考え事をしてしまう時かと思います。私も経験がありますが、そんな時、早く眠らなければいけないと思えば思うほど、ますます眠れなくなってしまいます。俗に、羊が一匹、羊が二匹…と数えると眠れると言いますが、脳の働きから言いますと、視覚が刺激されるので、かえって目が冴えてしまうのだそうです。
徳島大学名誉教授で、日本脳研究会代表幹事もなされた故・松本淳治さんは、そのような時は、「ベッドの中で耳を澄まして下さい」と言います。虫の声、雨だれ、自動車の音、台所の冷蔵庫のモーター音など、それを無心に聞くようにと勧めるそうです。眠れないのは、くよくよ考えるからで、考えるのをやめようと思っても、なかなかできません。それに対して、耳を澄まし、聴覚を働かそうとしている時は、人間は考え事をしないそうです。一旦、耳を澄ましても、ふと気がつくと、また考えごとにふけってしまうような時は、二度、三度と音を聞く努力を繰り返すことで、眠りへと導かれていきます。
また、眠れなくても目を閉じているだけで、アルファ波が出て、脳は休まるそうですから、焦る必要は全くありません。聴覚を働かすと同時に、心の耳も澄まして、「どんな時も大丈夫」という天来のメッセージを聞き続けていきたいものです。