仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議と相談会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
ある方から、質問をいただきました。「タイプでないのに“まとめ役”をすることになり、困っています。正直自信がありません。どうしたら、みんなを“まとめる”ことができるのでしょうか?」。同じような悩みを抱えている方は少なくありません。
「まとめる力」を「支配する力」と履き違えてはなりません。強引にまとめようとするあまり相手を支配すると、そのリーダーに対する不満が生まれ、やがて大きな反発心となり、まとまるどころか、チーム全体がバラバラになりかねません。
本当の「まとめる力」とは、チームの一人一人と「小さな合意を積み重ねる力」です。極端な話、戦っている敵と和睦するために、いきなり大きな合意を取り付けよとしても、「労多くして益少なし」でなかなか成立しません。こういうとき、事態を打開する切り札は、大きな合意ではなく「小さな合意」です。譲れないものは譲れないけれど、譲れるものはみな譲り、相手との合意点をできるだけ多く見出し、合意を形成していきます。
よく「水面下の外交交渉」と言いますが、簡単に言えば、それは小さな合意の積み重ねです。この合意形成がなされると、自ずと相手との信頼関係が生まれます。信頼関係が生まれれば、勝負あり。後は、無理にまとめようとしなくても、チームはあなたを中心にまとまっていきます。お試しあれ。