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仙台の行政書士より150806心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、永住許可申請のため仙台入国管理局へ行きます。また午後は、シャロームの会の職員会とリーダー会に出席いたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 不機嫌な人が近くにいると、「あの人は、私がいるから不機嫌なのだ」と思ってしまう人がいます。専門的に言うと「心の読み過ぎ」と「個人化」の2つの認知の歪みが重なっている状態です。当然に大きなストレスがかかります。そういう人の生育歴を伺うと、いつも不機嫌な親御さんの顔色をうかがいながら、子ども時代を過ごした経験をお持ちの方が多いようです。小さかった頃、親御さんに対して抱いていた思いを、大人になった今でも、すべての人間関係に投影してしまうのです。
 目の前の不機嫌な人と親御さんはそもそも違う存在です。さらに言うならば、その人の不機嫌とあなたの存在はそもそも関係はありません。
 私は大学時代にバンドを組んでいたことがありました。ある練習の時、ドラマーの人が遅れてスタジオに入ってきました。いつものような雰囲気ではありません。とても不機嫌。話もしない。つい私は思いました。「私たちの演奏レベルがあまりにも低くて、幼稚な演奏につきあってられないと思ってるのかな~」。ビクビクしながら一時間ほど練習して休憩になりました。
 すると、そのドラマーの彼は、カバンから大きなパンを取り出して、おいしそうに食べはじめました。そして一言「あぁ~うまい。俺腹減るとイライラしちゃうんだよな~」。私を初め、他のメンバーもホッとした思い出があります。
 相手が不機嫌だからといってこちらまで落ち込む必要はないのです。あの人が不機嫌なのは、あなたのせいではありません。

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