仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日はメンバー交流会に参加いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
ブラジルでサッカーのワールドカップがありました。優勝したのはドイツ。特に注目を集めたのはクローゼという選手です。ブラジル戦では大会2ゴール目を決め、ワールドカップ通算得点16点。ギネスに認定されました。実は、以前このクローゼ選手、事実無根のスキャンダルに巻き込まれ、大スランプに陥いってしまったことがありました。
そんな彼の危機を救ったのが、パーキングという方法でした。「どうしても気になってしまう思考があったら、一度、頭の一部にパーキング(駐車)しなさい。それについては後で考えればいい。パーキングすれば、他のことに集中できるようになる」というトレーナーの言葉を実践して、少しずつ彼は調子を取り戻していきました。
問題に意識を向け続けていると、その問題が心理的に巨大化し、その問題に心が四六時中振り回され支配されます。専門用語で「双眼鏡のトリック」といいます。この、パーキングは、この双眼鏡のトリックから、私たちの心を守ってくれます。
気になっている問題を無くそうとすればするほど、逆にとらわれてしまうもの。無くそうとするのではなく、気になっている問題を一旦棚に上げる。そうして目の前の事だけに集中する。ハッと気がつくと、棚上げにした問題が、小さくなっていたり、消えている場合すらあります。お試しあれ。