仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と株式会社設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議に出席いたします。
〈ほめる(その2)〉
他者をほめる、と言っても、ほめられた経験が乏しいと、ほめ上手にはなかなかなれません。しかし、その第一歩として、まず、身近な人、特に、ご夫婦が互いにほめ合うことです。殊の外、奥様がご主人をほめることが妙薬です。男性は自尊心が高く、妻に自分を認めてもらいたいと切望しているからです。
ほめ上手になるためには、出会う人の長所を見つけ、それを口に出す前に、心の中で10回練習するのです。多くの人は、練習せずにすぐ使うので上手くいかず、上手くいかないので、止めてしまう、というのが基本パターンです。
ある時、奥様に「ご主人をほめてください」とお願いしたところ、「主人は、欠点だらけで、何も良いところがありません」とおっしゃいましたので、「欠点を逆にすれば長所ですよ」と申し上げました。人は誰にでも、ほめて、認めてもらいたいところを持っています。「こまやかなお心遣いに感激いたしました」「いつもにこやかな雰囲気に安心を感じます」等とその人の内面や人柄をほめることです。それを的確に、また、タイムリーに表現なさることです。
知的にわかり、実際に実践してみても、どうもエネルギーが伴わない、おっしゃる方がおられます。それは、口先だけ、聞いた知識だけでなさるからです。