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仙台の行政書士より150723心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、仙台市公園愛護協力会宮城野支部役員会に出席いたします。また午後は、建設業許可申請と心の障がい者の就労支援それぞれのご相談をお受けいたします。なお夕方は、パークマンション管理組合の理事会に出席いたします。
 
 今日は、長嶺由宇先生の言葉のご紹介です。

 元祖便利屋・右近勝吉さん曰く「雨の日に多い便利屋の仕事がある」。急な雨の時であれば、「干した布団を取り込んでおいてくれ」、「幼稚園に孫を迎えに行ってくれ」という依頼が来るそうです。その他に、雨の日の依頼が圧倒的に多く、晴れの日には、ほとんどこない、仕事があると言います。何だと思いますか?
 それは「ひとり暮らしをしている年老いた親の様子を見てきてくれ」という依頼だそうです。大抵は息子の奥さん、つまりお嫁さんから、「舅や姑が元気でいるか、変わりなく暮らしているかを確かめてきて欲しい」と頼まれるそうです。こうした依頼はなぜか、雨の日に圧倒的に多く、晴れた日にはほとんどないそうです。
 普段、顔を合わせれば、口論になったり、反目することが多い仲でも、そんな渇いた心も、雨の日にはしっとりと潤い、しみじみ細やかな感情も滲んでくるようです。右近さんは、「日本中が一年中梅雨だったら、嫁姑のいざこざも、この世から一掃されるかもしれない」と言います。
 「憂」という字に、にんべんを付けると「優」という字になります。憂いを生むのが人の心なら、その憂いから優しさを生むのも人なのです。今日のあなたの憂いが、誰かの為の優しさに繋がっているのです。

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