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仙台の行政書士より150721心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。また午後は、顧問会社で開催される建設業法研修会でお話をさせていただきます。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 相手をほめる勘所として、「結果だけをほめずに、その結果に至るまでのプロセスをほめる」「その人の才能より、その人の努力をほめる」「その人の外側より、その人の内面をほめる」等々、ちょっと意識するだけで、ほめるポイントのバリエーションはいくらでも広がります。
 先日、それに加えて新しいほめるポイントを知りました。「日本のサッカー選手は、言われたことはうまくこなすけれども、それ以上のことがうまくできないのはどうしてなのか?」という問いに対して、かつて日本代表監督を務めたトルシエ氏がこう答えたそうです。「それは、日本人が自分の判断をほめてもらったことがないからでしょうか…」。
 「その人の判断をほめる」。私にもなじみの薄い視点でした。そのせいかとても新鮮に私の心に響いてきました。確かに我々日本人は、自分の判断をほめてもらう機会は少ないかもしれません。判断ミスをして叱られたことはあっても、良い判断をしてほめられることがなければ、なかなか自分の判断に自身が持てないので、自分で考えて行動することが不得手になりやすいのかもしれません。
 「それは、良い判断だったね」「その判断が、この成果につながったんですね」「この間の君の決断には、感動したよ」。私も「相手の判断をほめる」チャレンジをしています。『その人の判断をほめる』。主体的に物事を考え、自ら行動する人を育てるキーワードです。

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