仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は、仙台純福音教会の交流会に出席いたします。
今日は、丸山芳浩先生の言葉のご紹介です。
私たちは、正しくものを見ているようで、案外、現実でないものを現実として思い込んでいるものです。
落ち込みやすく、“うつ”状態になりやすい人には、特有の思考パターンがあります。「男(女)はみんな○○だ」「あの地域の人はみんな△△だ」という言い方をよくしている時は、注意が必要です。これは「過剰な一般化」と命名されている、認知の歪みの一つだからです。
この考え方の持ち主は、一つ嫌いなことがあると、まだ手をつけていない残りすべてが、同様に嫌なことだと見えてしまいます。ですから、何も始まっていないうちからその人は、心の中で嫌いなことを何回も繰り返し、体験しているのです。憂鬱になるのも当然です。また、たった一度のミスなのに、それが常に自分の人生に繰り返し起こることなのだと確信してしまうのも、過剰な一般化です。
この認知の歪みへの処方箋は、「案ずるより産むがやすし」という古来からのことわざです。やってみなけりゃわからないもんだ、という行動のひとつひとつが、過剰な一般化を矯正し、心のお薬となります。
少し勇気を出して行動してみましょう。常にミスし続けることなどあり得ませんし、むしろ“悪いこと”ばかりでなく“良いこと”もちゃんと自分の人生に起きていることを、体験することができます。