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仙台の行政書士より150710心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議に出席いたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 ある講演会に行きました。お話が終わるやいなや、私の隣に座っていた方が、私に「結局、あの人の自慢話でしたね」とささやきました。私は「え、あれも自慢話って言うの?面白い体験談だったけどな~」と驚きました。その方のイラだちに、私は正直、違和感を覚えました。
 ユングは「人へのいらだちは自分を知る最良の手段」と言いました。本当は自分が自慢話をしたいのに、それを恥ずべき事だと考え、自慢したい欲求を必死で抑圧し我慢しているので、目の前で“のうのう”と自慢話をしている人につい、イラつてしまう。ユング流に言えば、「自慢したいのはだれ?」と言うことになります。いわゆる投影のメカニズムです。
 人の自慢話にイラついている自分がいたら、「もしかして、あの人ほどではないけれど、私も心のどこかで『認められたい!』と思っているかもしれない」と考えてみましょう。
 ただし、ここで注意が必要なのは「認められたい!」と思っている自分を責めないでほしいのです。その自分は、幼かった頃の自分、自分のインナーチャイルドである可能性があるからです。「この私を認めて!もっと私をほめて!」という、気の済んでいない内なるチャイルドが、声なき声で叫んでいるのです。
 そんな自分に気がついていたら、たくさん自分をほめてあげましょう。人の自慢話を不快に感じなくなったら、内なる自分の気が済んだ証です。

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