仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
「『自信はないのに、プライドは高い』人って、どういう心のメカニズムをしているんでしょうね?」とご質問を頂きました。読者のあなたはこの問いにどう答えられますか?私は、こう答えました。「むしろプライドが高いから、自信がないのだと思います。」
プライドが高い人は、高い基準を自分の中に持っています。その基準を自分がクリアしていれば、自己矛盾を抱えずに済むのですが、その基準が高すぎて、自分の実力が遠く及ばない場合は、自己矛盾を抱えます。四六時中、その基準が、「私のここがまだなっていない」「この部分も不十分」と自分にダメだしをし続けることになりますから、プライドの高い人は常にイライラしています。当然、健全な自信は育ちません。一見プライドが高い人は、上からの物言いや立ち振る舞いから、自信のある人のように見られがちですが、実は内面では、人には言えない強い葛藤を秘めておられるように私は思います。
高い基準はその人の目標であって、今自分がどこにいるかを知る物差しでしかありません。決して今の自分を責めるモノではないのです。自分を責め、いじめることを止めさえすれば、「自信があり、謙虚な人」になることができます。こういう人は、「自分はまだまだ成長できる」という謙虚な向上心があるので、どんなことからも学び、吸収し、文字通り成長していきます。そしてその成長に終わりはありません。