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仙台の行政書士より150704心のメッセージ

菊地茂

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 本日はメンバー交流会に参加いたします。

 今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。
 
 「私のことを言い当てられた」とドキッとさせられた詩に出会いました。作者は不明です。「…忙しいと閑(ひま)になりたいといい、閑になると忙しい方がいいという。自分に都合のいい人は善い人だとほめ、自分に都合が悪くなると、悪い人だと貶す。借りた傘も、雨があがれば邪魔になる。…衣食住は、昔に比べりゃ天国だが、上を見て不平不満に明け暮れ、隣を見て愚痴ばかり。…」と続きます。
 私が思春期の頃、両親が親戚同士の間で板挟みになり、苦労していました。大人たちの見え隠れする偽善がとても嫌いで、自分自身の心が歪んでいったのを覚えています。そんな私が、大人になってあちらを立てて、こちらを立てて、自分が生きていくためにどうしたらいいか必死で模索してきました。そんな今の私にこの詩は続けてこう忠告してくれました。
 「どうして自分を見つめないのか。静かに考えてみるがよい。一体自分とは何なのか。親のおかげ、先生のおかげ、世間様のおかげのかたまりが、自分ではないのか。…つまらぬ自我妄執を捨てて、得手勝手を慎んだら、世の中はきっと明るくなるだろう。おれが、おれがを捨てて、おかげさまで、おかげさまでと暮らしたい」。おかげさまの心で生きることが、本来の自分を見失わずにすむ秘訣のようです。

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