仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
〈人を赦すということ(その8 最終回)〉
赦すということに焦りは禁物です。赦すことは葛藤を伴うものです。なかなか赦せない自分自身に、苦しみ、もがき、がっかりすることがあります。封印していた様々な感情がドンドンこみ上げてくることもあるでしょう。その感情を認めるのが辛くて、一時的に逃げ出すことも時として必要です。
繰り返して申し上げますが、なかなか赦せないでいるその自分を責めてはなりません。
しかし、そのプロセスの中で、やがてあなたは「傷ついてきたもう一人の自分」と出会ことになります。その自分を抱きしめ、その叫びを聴き、共感し、ねぎらう。じっくり時間をかけたこの赦しのプロセスは、あなたを癒し、確実にあなた自身を取り戻すことができます。そればかりでなく、葛藤した過去が、あなたに深い優しさを生み出し、あなたの周りの人の心を潤していくでしょう。「赦しによって癒される最初の人、そしてしばしば唯一の人とは、赦しを行うその人である…。本心から赦すとき、囚人を解放するが、その解放した囚人とは自分だったことを発見するのである」と作家のルイス・すミーズは言いましたが、解放されたあなたは、文字通り自分を最高に生きることができます。自然と自分を愛することができている自分に驚かれるでしょう。赦しは、あなたの人生に、想像もしていなかった大きな実りをもたらします。