仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、在留資格変更許可申請のため仙台入国管理局に行きます。また午後は、メンバーのケア会議に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
〈人を赦すということ(その1) ― エリザベス女王のキッス〉
ニューヨークの大きな港に、日本の自衛艦「かしま」が式典のため停泊していました。その脇にイギリスが誇る豪華客船、「クイーンエリザベス2世号(EQ2)」が入港しました。イギリス女王・エリザベス二世にちなんでつけられた名前です。
ところが、その日は波が荒く、巨大客船は、あれよ、あれよという間に「かしま」にぶつかってしまいました。幸い塗料が剥げたて程度で、ケガ人は出さずにすみましたが、国際問題にもなりかねない一大事です。「QE2」の機関長と一等航海士が「かしま」に謝罪にやってきました。すると、「かしま」の上田艦長がこう言ったそうです。「幸い損傷も軽かったし、別段気にしておりません。むしろエリザベス女王陛下にキッスされて光栄です」。
このエピソードが大好評。アメリカ、イギリスの大手新聞社が記事にし、上田艦長のユーモアのセンスが高く評価されました。「赦すことは人に輝きを与える」とバイブルにはありますが、まさに赦す心は、その人を輝かせます。