仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議とスタッフリーダー会に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈野に咲く花のように(その3) ― いのちより大切なもの〉
星野富弘さんの詩です。
いのちが一番大切だと
思ってたころ
生きるのが苦しかった
いのちより大切なものが
あると知った日
生きているのが
嬉しかった (詩画集『鈴の鳴る道』より)
この詩は教科書にも載っているために、全国から「いのちより大切なものとは何ですか?」との質問が来たそうです。星野さんはそれに対して答えを出さずに、「自分でしっかり考えてください」とお返事なさたっと伺いました。
「百万人の福音」(いのちのことば社)の記事が心にとまりました。東日本大震災以降、「いのちより大切なものとは何ですか?」という星野さんへの質問はほとんど来なくなったそうです。あの震災を経験して、日本人は「いのちより大切なものとは何であるか?」がようやく分かったのではないかと記者は記していました。自分の命を文字通り犠牲にして、人々を助けた方。世界中からやってきたボランティアの方々のお姿。日本人はそれを目の当たりにして、「いのちより大切なもの」がこの世界にあることを実体験したのです。
あなたにとって「いのちより大切なものは何ですか?」あなたもしっかり、考え、選択し、その世界の限りない深みを味わってください。あなたのありのまま(being)の温もりは、あなたの周りの人々に伝わり、野に咲く花のように、その存在そのものがメッセージとなるのです。