仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈野に咲く花のように(その2) ― “ありのまま”と野に咲く花〉
“ありのまま”は、さながら野に咲く花のようです。美しいから、と切り取って花瓶に入れて飾れば、もはや“ありのまま”ではなくなります。そこに、人の手が加えられたからです。一度、切り取られれば、後は寿命は時間の問題であるように……。
“ありのまま”にはいのちがあり、永遠に続くものです。“ありのまま”とは、存在そのもの。そこに「ある」だけで、語らずとも、振る舞わずとも、存在そのものがメッセージを放つ世界です。
あなたの人間関係で、相手があなたを通して変化していくためには、もちろん、あなたの説得力や様々なドゥーイング(doing)的な条件もお役に立つでしょう。しかし、それらが一切なくても、あなたがそこにおられるだけで、相手に確かな影響力を与える世界が“ありのまま”の世界です。
では、どのようにすれば、存在するだけで、語らずとも相手に伝わるようなエネルギーに満ちるでしょうか。
あなたの人生の土台を、ドゥーイング(doing)―相対的、また、限りあるもの―に据えるのではなく、永遠なるものにしっかりと据えることです。永遠の世界の中に生き、考え、生活することに尽きます。そのようにありのままを生きた人は、この地上の生涯を終えても、その存在が人々の心にいつまでも生きるのです。
あなたにとって、“永遠なるもの”とは何ですか?一人一人がじっくり考え、個人的に、人格的にその世界を取り入れていくことが答えであり、あなたの未来を決定します。