仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と株式会社設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
売り言葉を買うとケンカになります。お互いとても感情的になります。本音を言い合っているような錯覚に陥ります。しかし、それはお互い「怒り」に酔っぱらっているだけです。当然お互い“しらふ”になる必要があります。だから「売り言葉を買わない」ほうがいいのです。
でも、なぜ私たちは売り言葉をすぐ買ってしまうのでしょうか？答えは、簡単です。「負けたくない」からです。しかし、売り言葉を買うこと自体が、実は大きな敗北なのです。
例えば、相手が10の力でケンカを売ってきたとします。それをあなたが30の力で返り討ちにしました。あなたの圧勝です。そこで質問です。「圧勝したあなたは嬉しいですか？」
売り言葉を買って、仮に表面的はあなたが圧勝しても、相手もあなたも勝利者にはなれません。相手はあなたに負け、あなたは「負けてたまるか！」という自分の“幼児性”に負けたので、両者とも敗者なのです。その動かぬ証拠は、「勝っても負けても」味わうあの“後味の悪さ”です。
もし、「圧勝して嬉しい！」と感じている人がいるならば、その方は相当“幼児性”の強い人であると言わざるを得ません。「売り言葉は買わない」。それは負けることではありません。勝ち負けを越えた上質で“より大人のコミュニケーション”の始まりです。
