仙台の行政書士より241129心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
柔軟な思考力を培うために、最適な手段は読書です。「読書は他人にものを考えてもらうことである。」と言った哲学者がいますが、実に的を射た表現です。読書しながら、実は、読者の脳はその本の著書の思考をなぞっているのです。一冊読み終えた頃には、あなたは、その著書の考え方に少なからず影響されていることでしょう。その時点で、あなたは、新しい視野を手に入れたことになります。これが読書の一番の効用だと私は思います。
「千円ちょっとで新しい視野が買える」。かなりお得な買い物です。特に今は出版不況。その逆境を乗り越えた本だけが書店に並んでいます。内容がありかつ斬新な視点で本質を突く本でなければ、そもそも店頭に並びません、私には書店に並ぶ本が、戦場をくぐり抜けてきた英雄のように見えます。最近、私の心にヒットした本は、『頭がよくなる逆説の思考術』（白取晴彦著）の一節でした。
「プロフェッショナルであろうとも、・・・一つずつの仕事に汗をかき、工夫を凝らし、絶望しかけては絶望を拒否し、責任を棄てて逃亡することを夢想し、ひっそりと助けを求め、あがき、しかしまた自分へと戻ってきて偶然にたすけられながら物事を完遂させているのだ。そして、プロフェッショナルは最後にみんなに向かって『ありがとう』と言うのである。それは礼儀ではない。プロの本心なのだ」。本を読んだ分だけ、あなたに新しい視野が広がります。
