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仙台の行政書士より150604心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、シャロームの会の監査会と理事会に出席いたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 日本人の謙虚さなのかもしれませんが、自らの「うまくいっている理由」は、当たり前になり、無視する傾向があります。この無視された「うまくいっている理由」を、専門用語で「暗黙知」と言います。これには、大切な“自分の生命線”を自ら絶ってしまう危険が潜んでいるので注意が必要です。文字通り、盲点になるポイントです。
 社会組織を例に取りたいと思います。この「暗黙知」化したその社会の「うまくいっている理由」が、もし社員の一部の人しか知らなかったとしたら、その社会は大変です。そもそも「暗黙知」ですから、マニュアルや書類等に書かれていません。その社員が会社を辞めたら、自動的にその会社は、秘密を失うことになります。これは、その社員が悪いのではありません。その「暗黙知」化したその会社の「うまくいっている理由」を、早い段階で、共有財産として公開し、「共有知」にしなかったその会社の仕組みの問題です。
 「暗黙知」を「共有知」にすることこそ、組織を活性化させ、成長させていく秘訣です。一度「共有知」になるとそれは遺産として、会社に受け継がれていきます。
 これは、個人の人生にも言えることです。ぜひ「今、自分なりにうまくいっているな」と思えることを箇条書きにしてみて下さい。そして、次がとても重要なのですが、それが「なぜうまくいっているのか?」その“理由”も具体的に詳細に書いて下さい。「暗黙知」を言葉にするチャレンジこそ、“自分の財産”に気づく大切な第一歩です。

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