仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
家族の問題-[ ]=健全な家族。あなたはこの公式の[ ]に何を入れますか?算数で考えたら、[問題]ということになります。「あの問題さえなくなったら、この家族は平和になるのに…」と誰しもが思うもの。しかし、実際にはその問題が解決したとしても、別の問題が噴出するのが家族。問題から全く解放される家族はありえないと私は思います。
私だったら、この[ ]に迷わず[緊張]を入れます。家族の問題が問題ではない。家族の「緊張」が、一番の問題だと思います。問題解決の前に、まずは緊張を解くということが肝心です。緊張が走るということは、誰かと誰かが対立関係にある証です。この「対立」が「信頼」に変われば、一気に家族は緊張から解放され、その家族の自己再生能力が動き出します。結果、自然と問題が解決していったり、小さくなっていったりします。
家族の病理とは、「その家族を緊張させているもの」と言い換えても過言ではないと私は思っています。緊張をゆるめるためには、いきなり深刻な話を切り出さないで、「~について教えてほしいんだけれど…」と相手が答えやすい質問をすることです。答えてくれたら「教えてくれてありがとう」とお礼を忘れないことです。その積み重ねが自然な信頼関係を生みだし、家族から緊張を抜いていきます。