仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と株式会社設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。
中間管理職の人は、3人兄弟の真ん中の子と同じ境遇を味わっていると考えることができます。真ん中の子は、生まれた時から中間管理職だといってもいいかもしれません。
一番上の子は、すぐ下の子(真ん中の子)にどうしても「あれやって、これやって」と命令をしたり、従わせようとしたりします。真ん中の子は、一生懸命お兄ちゃん、お姉ちゃんに仕えます。さらには末っ子が生まれると、真ん中の子はほぼ自動的にその子の面倒を見ます。
末っ子は、すぐ「できない」「やって」とやるのが当然とばかりに真ん中の子に甘えてきます。真ん中の子は、「何で私ばっかり、こんなことをしなくてはならないの?」と思いつつも、上の子に従い、下の子の世話をしてしまいます。親は親で、真ん中の子が兄弟間の調整役を常にしてくれているので、「この子は手がかからない」と安心してしまいます。結果的に真ん中の子は、親から放っておかれることになります。
もし、あなたが真ん中の子だったら、おそらく人間関係の上手な人として社会や組織で成功しておられることでしょう。しかし、その成功とは裏腹に、心は疲弊しているかもしれません。人の前に、自分のお世話も大切にしましょう。「本当によくやってきたね」と自分を労いましょう。そして10回に1回ぐらいは「ごめんなさい。それは私にはできなんです」とノーを言うチャレンジをしましょう。新しい人間関係が始まります。