仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中NPO法人とうほくPPP・PFI協会の監査会に出席いたします。また午後は、シャロームの会のメンバーケア会議に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈カチンと来たら(その4)〉
あなたが知らない言語、たとえば、ロシア語で「あなたはバカだ」と言われても、その言語があなたの中になければ、何を言っているのかわからないため反応のしようがないわけです。反応するとは、すなわち、あなたの中にそれがあるからです。ですから、自分の中に同じものがあることを認め、相手でなく自分自身と向き合い、自分自身を整えていくことです。「なんてわがままな相手だろう」と思う時、それは自分のわがままが引き出されたのです。
仮に、相手が傲慢である、としましょう。『傲慢』という漢字を数字に置き換えて『5万』とするならば、相手の『5万』が見えることは、こちらが5万以上、すなわち、7万、10万、20万でなければ、相手が見えないはずです。ですから、相手が傲慢であるということに気がつくということは、こちらがそれ以上の10万~20万くらい傲慢だということに気がつき、こちらの心の持ち方を変える、すなわち、謙虚になるということです。怒りの感情が引き出される度ごとに、相手を叩くのではなく、まろやかにしていく、ファイン・パウダー(超細微粉)になれることはなんとすばらしいことでしょう。