仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、仙台市公園愛護協力会連合会宮城野支部役員会に出席いたします。また午後は、東北学院同窓会とシャロームの会職員研修会に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
〈カチンときたら(その2)〉
― これは自分の問題
「年上の人や年下の人とはうまくいかないのだけど、同年代の人とは、なかなか難しい」という相談を、あなたも受けたことがおありでしょう。これは、年上の人は、あなたを包みますし、年下はあなたが包み込むため、いさかいがおきにくいためです。しかし、同じレベルの人になると、包み込むという事が互いに難しく、何かとやりがいのある関係が生まれます。そこで、気がつかなければならないことは、他人や外の状況で自分の心が揺れる時は、誰かに責任を求めたり、物事のせいにしたりするのではなく、自分自身の問題であると、捉えるということです。
このようなことを話し始めた当初、スタッフはなかなかピンと来ていないようでした。約半数の人が、「言葉としては分かるが、実際に自分自身に対して、『これは自分の問題だ』と捉えることはなかなかできない」と言いました。確かにこれは当然で、自分の問題であると捉える以前に、他人の状況の中に自分を見ていることすら気がつかないからです。
Mさんという方が、「自分の娘と話をしていると、私とそっくりだと思うことがあります」と胸の内を語ってくださいました。母が日本語を話すので、子も日本語を話す、このからくりはよくわかるのに、「娘が話している言葉は、自分の言葉である」とは、なかなかピンと来ないものです。