仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、高木裕樹先生の言葉のご紹介です。
「いい子にご用心」。心の世界では一つの常識です。手のかからない「いい子」は、「自分の言いたい本音を隠すのが上手な子」です。ですから、兄弟などがいる場合、どうしてもその子が後回しになる傾向があります。
結果、自分の気持ちを言い出せず、我慢することがクセになり、自分の正直な気持ちが分からなくなるのです。そのために、抑圧された気持ちが、突然、火山が噴火するように、問題行動や心の病といった形で、姿を変えて表面化することがあります。
「気を遣う子には、気を配れ」。あるコーチングの先生が言った言葉です。いい子をしながら、親に気を遣う子には、逆に気を配らなくてはならないということです。
これは何もお子さんに限ったことではありません。いい子が大人になると、いい人になります。人の気持ちを察するのに長けていると、社会では評価されます。しかし、だれもその人自身の気持ちを察してくれる人がいない。その人自身が、いつも自分を後回しにするからです。
「気を遣う人には、気を配れ」と私も心しています。「いつも、配慮して下さってありがとう。ところであなたの心の様子はいかがですか?」その一言にぽろぽろと涙を流される方が多いことに、いつも驚きます。