仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けいたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
解決志向アプローチという心理療法があります。このアプローチの基本姿勢は、「『原因探し』『犯人探し』はやめて、小さな『できること探し』をしていくこと。それができた瞬間に、あなたの人生は幸せに向かいはじめます」というものです。
問題が起きると、どうしても私たちは、その原因や犯人を探したくなります。原因を特定することで、次に自分がなすべき事が明確になる場合を除いては、原因探しや犯人探しをすることは、あまり得策ではありません。仮に、その原因や犯人が分かっても、その問題が一瞬にして解決されるとは限りません。結果、そのために労した時間とエネルギーが無駄になってしまいます。
そして、何より自分自身が惨めになっていきます。特に犯人探しはやめた方がいいかもしれません。もし、その犯人が自分だったら、自分を責め、問題解決をするエネルギーすらなくなってしまうからです。
問題が起こったら、「とりあえず、今、自分は何ができるだろうか?」を考え、小さなできることを探し、コツコツ実行することです。仮にその問題をすぐ解決できなかったとしても、そのプロセスの中で、あなたの中にしっかりとした「折れない心」を鍛えていくことができます。最近の言葉でいうと、レジリエンス「精神的回復力」です。できること探しは、あなたを強くします。