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仙台の行政書士より150424心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、宮城県行政書士会宮城野支部定期総会に出席いたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 前回、「『原因探し』『犯人探し』はやめて、小さな『できること探し』をすると幸せになる」という解決志向アプローチを紹介しました。
 ただし、その前に私は心していることがあります。「原因[犯人]探しをしないではいられない」その方の気持ちをケアすることです。クライエントの方も、「原因[犯人]探しをしても苦しいだけ。もう終わりにして楽になりたい」と薄々気がついています。しかし、気がついても、気が済んでいない。気が済んでいないから、なかなか終わりにできないのです。
 そのような葛藤の只中にいるのに、「原因[犯人]探しはもうやめて、小さなできることを探しましょう」と言われても、「それは頭では分かっていても、気持ちがついてこないんだ!」ということになりかねません。
 そこで、私たちはその方の気が済むまで、気持ちに焦点を当てます。「よく、やってこられましたね」とねぎらうと、涙を流して「でも、もういいんです。これからは将来に目を向けないと」と自ら話し始める方がいます。気が済んだ証です。
 また、本当は気が済んでいないのに「もう赦そうと思います」と痛々しくおっしゃる方がいます。そういう場合は「そうですね。・・・その辛い経験を通して、あなたが培ったものは何ですか?」と問いかけます。すると、「あんな修羅場をくぐったんですから、私、忍耐力はあると思います」という展開になったりします。
 その上で「今、あなたができることは何でしょう?」と問いかけると、多くの方が自ら“希望”を語りだす光景に感動します。

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