仙台の行政書士より150420心のメッセージ

2015年4月20日

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は午前中、建設業許可申請と宗教法人設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、シャロームの会のお花見交流会に参加いたします。

　今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

　「怒りは感情の宝石箱」と言った人がいましたが、確かに「怒り」の背後には、様々な「怒り」以外の感情が隠されています。怒りの裏に実は、「寂しさ」「不安」「心配」といった気持ちがあったりします。
　私は「怒りとは『自分が何を大切にしているか？』を教えてくれるサイン」であると考えています。「お隣さんのお子さんの言動には腹が立たないのに、我が子の言動にはなぜ腹が立つのか？」それは、我が子が自分にとって最も大切な存在だからです。
　「自分は何に腹を立てて来ただろう？」と自分を振り返ってみると、自分が重要視してきたものが分かります。
　ある方がおっしゃいました。「私、モタモタとしている人を見ているだけで、腹が立って来るんです」。この人は何を大切にしているのでしょう？「ということは、あなたは時間を大切にしておられるんですね」と申し上げると、「そうなんです。人を待たせる人なんて言語道断。許せません。だってその人、私の時間泥棒したということでしょ」と即答でした。この方にとって、一番大切なものは「自分の時間」なのだと痛感しました。
　怒りは、あなたが重要視していることが何かを教えてくれる大切な感情です。「あなたは、何に腹が立ちますか？」「あなたは、何に腹を立ててきましたか？」。この質問を考えると、あなたにとって最も大切なものは何かが分かります。「怒り」はあなたの宝石箱なのです。

この記事を書いたプロ

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂（シャローム行政書士事務所）

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