仙台の行政書士より150418心のメッセージ

　本日はメンバーが出場します、さくらマラソン大会の応援に行きます。

　今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

　以前、ヒヤッとすることがありました。クライエントの方が「金藤先生、前回のカウンセリングの時、体調が悪かったのですか？」と聞かれました。ドキッとしました。実は、その通りだったのです。連日のカウンセリングで正直へとへとだったのです。でも、一応プロのつもりですから、そんな雰囲気は一切醸し出さずに、カウンセリングしていたつもりでした。ところが、そのクライエントの方にはバレバレだったのです。
　「なぜ、そう思われたのですか？」と正直に伺うと、「金藤先生、話を早く切り上げようとなさうましたよね。今まで、一度もそういうことがなかったので、ちょっと驚いたんです。後から金藤先生、疲れてんのかな～と正直心配していたんです。」と教えて下さいました。
　クライエントの方に慮られるカウンセラー。前向きに受け止めれば、カウンセラー冥利につきますが、プロとしては失格です。人の話を聴ききれなくなったら、自分の心が相当疲れている時なのだと、教えられました。
　相手の話を、ちゃんとペース合わせをして、うなずくピッチも合わせて聴けなくなったら、要注意です。自分への関わりもままならないまま、人に関わっていくと、そのほころびは必ず何かの形で現れてきます。
　「人に関わる前に、自分に関わること。」カウンセラーが、最優先に関わらなければならないクライエントは、自分自身です。初心に戻ることができました。