仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
飛行機の機内食を専門とする、二人の料理人AさんとBさんがいました。ある人がこうたずねました。「あなたたちは、こんなところで一生“人の飯”を作り続けるのですか?」
その言葉に、すぐ反応したのはAさんでした。「何?冗談じゃないよ。こんなところから早々に卒業して、俺は一旗挙げてやるさ!」と言って見たものの、Aさんは何とも言えない虚しさを感じました。
一方、Bさんはこう答えました。「アハハ、僕は『人の飯を作っている』なんて発想は全くなかったよ。僕は、飛行機に乗られているお客様一人一人の“笑顔”を作り出しているのさ。空の旅に最高の食事。一生の思い出を提供したくてやっているのさ。君も一緒にどうだい?」
Aさんはハッとしました。なぜ自分が虚しさを感じていたのか、その本当の理由が分かったからです。それと同時に、Aさんは料理人としてだけではなく、人としても最も大切なことを、そのときBさんから学んだのです。
心のもち方一つで、見える景色は大きく変わります。どのような立場、仕事、状況であったとしても、そこに宝を見出し、「はい、ここが私の最高の現場です!」と爽やかに答えたいものです。