仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、高木裕樹先生の言葉のご紹介です。
「夜と霧」で有名な著者のヴィクトール・E・フランクルはナチスの強制収容所に置かれているときも収容されている人々を観察し研究を続けました。彼は収容された人たちがどのようにして精神状態を保つことができたのかをテーマに、人々と関わりました。
そして彼は過酷な状況にも関わらず、自分自身を保つことができる人の共通点を発見しました。それは、「愛する人々のことを思い起こすこと」だったのです。
フランクル自身も、「奥さんがそばにいたら、自分にこう語りかけてくれるだろう」という言葉を思い起こすことにより、過酷な強制収容所の生活にあっても耐え忍び生きながらえることができたのです。
私たちはストレスや不安が高まった時、どうしても、ストレスの元となった出来事や、振る舞いを思い起こし、他人に対して怒りを感じたり、その一方で、自分を責めてしまったりします。
しかし、そんなときにこそ、自分を愛してくれた人の存在、その人からかけられた言葉、または自分が大切にされた出来事など、自分にとってリソースフル(自分を元気づけるための心の資源)なことを思い出す事が自分の心を健全に保つ秘訣です。
不安やストレスを感じたら、この言葉を思い出すと決めて、気持ちの特効薬となるフレーズを何か一つ持っておくだけでも、日々のストレスから解放されます。