仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、大久保智弘先生の言葉のご紹介です。
「百聞は一見にい如かず」。辞書には「何度くり返し聞いても、一度でも実際に見ることには及ばない」という意味だと書いてあります。
確かにその通りなのですが、私は『百聞があってこそ味わえる一見』があるとも思っています。
昨年の10月、我が家に女の子が誕生しました。妻が出産を間近に控えた頃になると、多くの人生の先輩方から、「出産は大事だから奥さんを大切に」とか「できる事なら出産に立ち会うといいよ」といった助言を頂いておりました。私はあまり出産に立ち会うつもりもなかったのですが、いろいろな人から話を伺っているうちに「立ち会った方がいいのかな」と思うようになりました。
そして、私は幸いにも、生まれてくるという、その瞬間に立ち会う事ができました。必死で痛みに耐える妻の背中をさすりながら「あー、私もこんなに苦労して生んでもらったんだ」と母親に対する深い感謝の気持ちと、生まれて間もない我が子を抱きながらこれまでに味わった事のない、感動がこみ上げてきました。
この経験は、先輩方から百聞があったからこそ味わえた貴重な一見でした。そしてこのことは、私の人生にとってかけがえのない宝となりました。