仙台の行政書士より150320心のメッセージ

2015年3月20日

コラムカテゴリ：法律関連

　本日は午前中、建設業許可申請と相続申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、シャロームの会のさんの会（親の会）に出席いたします。

　今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。

　「きみ、光秀になるなよ。上の者の欠点にこだわって反抗したのでは正しくても大成しない。（中略）秀吉のように、良いところを見て対処しないさい」。上司に反抗していた社員を諭した松下幸之助氏の言葉です。
　光秀とは、戦国時代、織田信長に仕えた優秀な側近、明智光秀のことです。信長は、気性が荒く、光秀につらく当たっていたと言われています。とうとう堪忍袋の緒が切れた光秀が謀反を起こし、信長を殺してしまいました。世に言う本能寺の変です。
　一方、秀吉（豊臣）もまた信長の充実な家臣として、大変出世しました。ただし、秀吉が光秀と違ったのは、信長の長所に激怒した光秀に対し、秀吉は、信長の長短を知りつくし、その上で信長の長所だけ学び、継承した点です。その結果、豊臣秀吉は最終的に天下を取りました。この史実になぞらえて、松下さんは、社員に「上司とのつきあい方の極意」を教えたのです。
　つきあいにくい相手こそ、あなたを成長させてくれる一番の教師と言っていいでしょう。
　まずは、つきあいにくい相手の長所を探しましょう。そして、それが自分にも必要だと思うなら、見習ってみましょう。新しい視野が広がっていきます。

この記事を書いたプロ

人との関わりを大切にする法律のプロ

菊地茂（シャローム行政書士事務所）

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