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仙台の行政書士より150316心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 カウンセラーといえども、「今日は人のお話を聴かせていただく気分ではないな~。こんなテンションでカウンセリングしたのでは、クライエントさんに失礼ではないか?」と思う時があります。しかし、そんな理由でカウンセリングをお断りしたのでは、プロとは言えません。どんなに調子が悪かろうが、余程のことがない限りは、クライエントさんのお話を拝聴させていただきます。
 そんな中で気がついたことがありました。私が調子が悪い時の方が、クライエントさんにとって良いカウンセリングになっていることが多いということでした。最初その理由が分かりませんでしたが、最近ようやく分かってきました。調子がいい時、私はついクライエントさんに、余計なアドバイスや話をしてしまっているのです。一方調子が悪い時は、余計な話をする余裕がないので、ただお話を聞くことに集中せざるを得なくなります。その結果、いいカウンセリングになるのです。
 親しくしている精神科医の先生に、このことを話すと、「いや~、それはよく分かる。私も現場で同じ事を経験します。うすうす私もそう思っていたんですけど、今の金藤さんの話で納得しました。」ととても共感して下さいました。調子が悪い時にこそ、カウンセリングの基本が見事に機能するのだと思いました。調子の悪い時にこそ、見えてくる本当の世界があります。

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