仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、永住許可申請と株式会社設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議と相談会に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
引きこもっている若者たちに関わらせていただいていますが、最近、私は「彼らを自立させよう」というアプローチを全面に出して関わっていない自分に気づきました。
「自立しよう」というメッセージをもろに伝え出すと、引きこもっている若者たちにとっては、「今のあなたはダメだ」というプレッシャーをかけることになります。やる気の最大の敵はプレッシャーです。結果ますます、彼らを引きこもらせてしまうことになります。
私の流儀はこうです。彼らの自己肯定感(このままの自分がすばらしいと感じられる心)を育てることにだけ、フォーカスします。今までの彼らの苦労をねぎらいながら、彼らの長所を見つけ出しては、ほめ続けます。そうすると、もちろん個人差はありますが、自ら自分の夢を語り出してくださいます。それがどんなに荒唐無稽な夢だとしても、「夢を持って下さった」ということは、「自分をあきらめていない」という証拠です。さらに、その夢を語りながら、楽しい会話をし続けます。
そんな中で彼らの中に「自分は自分でいいのだ」「自分の成長を喜んでくれる人がいる」という自己肯定感が芽生えます。程なくして「まずはバイトから始めたいんです」とおっしゃる若者たちに感動しています。自己肯定感が育てば、人は自ずと自立していくと私は信じています。