仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と株式会社設立申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、「太陽とオリーブ」で心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、高木裕樹先生の言葉のご紹介です。
私たちは誰しもが、心の中に「怒り」の感情を持っています。この感情といかにつきあうかは、どれだけ内なる自分との対話ができているかのよるのです。たとえばこんな感じで自分の中にある怒りに声をかけてみましょう。
「怒りさん。あなたがそこにいるのを私は知っていますよ。そして、私はあなたのすぐそばにいますよ。」
この語りかけは、怒りの存在を自分自身が認める事になります。
感情というのは、怒りに限らず、存在を認められる事で、変化が生じてくるのもなのです。「怒り」を自分の大切な一部として認めることにより収まりがよくなってきます。
つい、私たちは、「怒り」そのものが私になってしまい、その「怒り」に振り回されてしまいがちです。そんな時に、「私は怒っていない」と自分に言い聞かせたり、なんとか「怒り」を収めようとして、自分を説得しようとすることにより、ますます「怒り」は増大していくのです。しかし、内なる自分は「私のことをわかってよ、聴いてよ!」と叫び声を上げているのです。そのような、内なる自分の声に耳を傾けて言い分を聴いてあげることが大切です。
「人を作るのが理性であるならば、人を導くのは感情である」(ジャン・ジャック・ルソー、フランスの哲学者)