仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は、福祉セミナーに出席のため山形市に出かけます。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
私たちは、人から言われた言葉で傷ついてしまう事があります。しかし、正確には言われた言葉の受け取り方で傷ついてしまうものです。ですから、同じ言葉を聞いても、傷つく人と傷つかない人がいるのです。
たとえば、上司が夜遅くまで仕事をしている人に「こんなに遅くまでよくやるね」と声をかけたとします。あなたはどう受け取られますか？ある人は、ほめられたと取るかもしれませんが、別の人は仕事が遅いと注意されたと取るかもしれません。もちろん、状況によっても左右されますが、その言葉自体が人を傷つけているわけではないということです。
私たちは案外知らず知らずのうちに他人の言葉にしがみついていることが多いものです。他人の言葉によってこちらの気持ちが決まってしまうとすれば、相手の言ったその言葉に気分も行動も、そして場合によっては人生そのものも振り回されてしまします。他人の言葉や関わり方をどのように受け取るかは自分で決めて良いのです。
他人の一言で良い気分になったり、落ち込んだりするのも人生ですが、あなたがあなたの人生の主人公であるという確かな軸足を持ち、歩んでいきたいものです。
「気分が悪くなるということは奇妙なことだ。決して真実でないことを勝手に思い違いをしていて、みじめな気持ちになっているのだ」。（デイビット・D・バーンズ 心理療法家）
