仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請ぞれぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議と相談会に出席いたします。
今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。
ここ米沢では、雪がとけて春になると、山菜のシーズンがやってきます。ふきのとう、たらの芽、うど、こしあぶらなど、一番地面に近い緑のものが芽を出し始めます。それから、たんぽぽ、チューリップ、水仙と春の花々がいっせいに咲き、その後田植えの時期がやってきます。そして、最後に地面から遠い木々たちが、新緑の芽を出し、フサフサとしげり始めます。
一番高いところの木々が、雪がとけて新緑をつけてモコモコとしげると山菜や畑に、太陽の日があたらなくなってしまいます。ですから、木々がしげるのが一番最後。木々がしげり始める頃、山菜、花々は終わりを遂げます。弱いものをいたわる自然の摂理を思わされ、胸が熱くなりました。
目には見えなくても、神様の愛が、同じように私たち人間にも注がれているのでしょう。私たちは愛されていて見守られているのです。ですから、高見順氏の詩のごとく前進してゆきたいものです。
『われは草なり、伸びんとす。伸びられる時伸びんとす。伸びられぬ日は、伸びぬなり。伸びられ日は、伸びるなり。われは草なり、緑なり。前進すべて、緑なり。毎年変わらず、緑なり。緑のおのれにあきぬなり。われは草なり、緑なり。緑の深さを、願うなり。ああ、生きる日の美しき。ああ、生きる日の楽しさよ。われは草なり、伸びんとす。草のいのちを生きんとす』。