仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議と心の障がい者の就労支援の相談会にそれぞれ出席いたします。
今日は、宮國泰斗先生の言葉のご紹介です。
「聞き方」にはレベルがあります。
(1)言葉通りに聴く。
よくあるのが、相手が言っていることを聴きながら、頭の中では「自分の意見」を考えていることです。そうすると、話はほとんど入ってきません。相手の話を聴いて「要するに、今の話は~ということですね」と、確認するくせをつけましょう。「わかってもらった」という受容体験を相手に与えます。
(2)「気持ち」を聴く
言っていることを聴けるようになると、次の段階として、「この人は、どんな気持ちでこの話をしているんだろうか?うれしいのか、悲しいのか、怒っているのか?」ということを意識してみましょう。日本人は感情国民と言われています。背後の感情に敏感になることは、円滑なコミュニケーションに有効です。
(3)「存在」を聴く
話を聴かせていただいている相手から、時々「曇りのない」その人自身を見る、という不思議な経験をすることがありました。言っている事と、感情を越えて、その人自身の「存在の叫び」のようなものです。その部分に出会い、触れていくと、人は癒され、立ち上がっていくようです。表層の「聞く」から深層の「聴く」への移行です。
「聴く」世界には、不思議な魅力があります。