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仙台の行政書士より150129心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、シャロームの会の相談会と職員全体会に出席いたします。

 今日は、丸山芳浩先生の言葉のご紹介です。

 私が生まれ育った米沢は豪雪の地として知られています。毎年11月の半ばに初雪が降り、3月を過ぎて4月の上旬に雪がちらつく年も珍しくありません。
 ところが、ここで70年~80年を暮らしてきた人生の先輩方に、「米沢の冬は何ヶ月くらいありますか?」と尋ねると、「そうだなあ、冬は1月と2月だな。」と一様に声を揃えてお答えになるのでびくりしてしまいます。
 11月は秋で、12月はまだ冬とは言えないのだそうです。3月はたとえ周りに雪がどっさり残っていても、日差しが春の陽光をたたえているので冬ではないのだ、という感覚です。厳しい冬の寒さの中で春を見失うのではなく、春の希望を見出す目が培われている人間の力の素晴らしさを感じさせられます。
 明治・大正と活躍し今再評価されている思想家、内村鑑三が書いた詩の一節です。「…雪の降るにもかかわらず寒さの強きにもかかわらず、春は来りつつある。慰めよ、苦しめる友よ。なんじの患難(ナヤミ)多きにもかかわらず、なんじの苦痛(イタミ)強きにもかかわらず、春はなんじにもまた来りつつある」。人生の春が見えない時も、春は必ず来るのだ、と信じましょう。春は必ずやってきます。

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