仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と一般社団法人設立申請のそれぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。
今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。
二人のお子様がいらっしゃる40代のお母さんから教えていただいたお話しです。
ご長男が幼稚園に通っていた時、園長先生が、「子どもさんがおねだりしたときは、法外な値段でない限り、できるだけ買ってあげて下さい」と教えて下さったそうです。ご長男はプラモデルを欲しがったので、毎日のように買ってあげたそうです。今ご長男は、高校生。お小遣いの範囲でのみ買い物をし、あまり親に要求はしてこないそうです。
ところが、引きこもっている娘さんは、モノは欲しがらず、全く要求しないそうです。彼女はモノではなく、たわいもないおしゃべりをしながら。親御さんが自分のそばに一緒にいてくれることを切に望むそうです。子どもによって、求めているものが違う。
そう言えば、私が教師だった頃、確かに生徒一人一人求めているものは違っていました。ほめられると満たされる子、そっとしておかれた方がうれしい子。一人一人皆それぞれ別人格なので、とてもやりがいがあります。私は、全くそんなことを意識もせずに、一緒くたに生徒に接していましたが、相手の何が満たされると、愛されたと感じるのか考えながらコミュニケーションを取れば良かったなと実感しています。相手に合わせたコミュニケーション、人間関係の基本です。