仙台の行政書士より241128心のメッセージ
2015年あけましておめでとうございます。新しい年皆様とともに大いなる希望をいだきながら歩んでまいりたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
明けましておめでとうございます。今年もあなたにとって最高の一年となることを確信しています。
先日、こんなお話しを伺いました。三陸でサケの遡上を見たいと熱望していたダイバーがいました。ところが地元の漁師さんは、なかなか許可してくれません。漁師たちには、ダイバー=密漁者という強いイメージがあり、悪質なダイバーたちに漁場を荒らされたくない思いが先行したのです。
そこで、ダイバーの一人の佐藤寛志さんが始めたのは、震災であふれかえったガレキの撤去でした。川や海に潜り、来る日も来る日もガレキを片付ける日々。その姿を見て感動した漁師さんたちは、佐藤さんにダイビングを許可しました。現在、サケの遡上を観察するダイビングツアーも開催されるようになり、三陸の復興支援の一つになっているそうです。
信頼関係は一朝一夕に生まれるものではありません。高い志をもって、今自分のできることをコツコツかつコツコツとやっていくときに、必ずあなたを見ていてくれる人がいるのです。そこから生まれる信頼関係に勝る強い絆はありません。目の前の人との信頼関係を大切にしていくただ中に、明日への希望の道は、突然開かれるのです。