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仙台の行政書士より141219心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と相続申請のそれぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、シャロームの会のさんの会(親の会)に出席いたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 子どもさんの問題で苦しむ親御さんにとって、一番の問題は、「そのように育てたのは私だ!」という罪悪感です。この罪悪感が、様々な悪循環を引き起こします。l
 (1)常に自分を責め、毎日憂うつで楽しめない。
 (2)蓄積されたストレスが我が子に向き「もういい加減にして!」とつらく当たり、関係がさらに悪化する。
 (3)親の罪悪感に気づいた子どもさんが、「俺をこんな風にしたのはお前らのせいだ!責任を取れ!」と言って、無理難題をふっかけ、親が子どもにコントロールされるようになる。その結果、子どもがなかなか自立しない。
 (4)誰かから「あなたの育て方が悪かったから、子どもさんがそうなったのよ」と言われるのではないかと、常に不安を抱える。そして誰にも相談せず、心理的に親自身も引きこもる。
 (5)「私は子育ての負け組みだ」というレッテルを自分に貼り、そのためにセルフイメージが低くなる等。このように親の罪悪感は、根深い悪循環を生み出します。
 私の流儀は、「子育ての負け組なんてありません。あなたは、お子さんの問題を抱えながら、一生懸命ここまで子育てをなさってきた。その自分に自身を持って下さい。この問題は、互いが成長し、真の家族になるために与えられた神様からの宿題です。」というスタンスで親御さんにかかわることです。
 罪悪感が緩むにつれて、親御さんたちは、エネルギーを回復し、自然と子どもさんに良い関わりができるようになります。子育ての負け組みはいません。

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