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仙台の行政書士より141212心のメッセージ

菊地茂

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 本日は午前中、建設業許可申請と国籍帰化許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。

 今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。

 物事を前向きに考えるポジティブ思考は、確かに人生を豊かにします。しかし、ポジティブ思考には弱点があります。人生にはどうしても前向きに考えることができない時があります。そう言うときに、ネガティブに考えている自分自身を「何で前向きに考えられないんだ!」と責め叩き、ますます自分自身を落ち込ませてしまう事があります。ポジティブ思考が、逆に人をネガティブにしてしまうことがあるのです。
 有名な「コップ半分の水」の例えを使うならば、「『コップに半分も水が入っている』のに、私は、何で『コップに半分しか水が入っていない』と考えてしまうんだ!私は、生来、後ろ向き否定的でダメな人間だ」と自分を追い詰めていくのです。ネガティブ思考の反動としてのポジティブ思考は、このような副作用が出てしまうのです。本当はそう思っていないのに、無理矢理「水が半分も」と言うのは、時に痛々しい感じすらします。
 私がお勧めしたいのは、ニュートラル思考です。「水が半分しか」からいきなり「水が半分も」とポジティブに捉えるのではなく、いったん「コップに水が半分入っている」とニュートラルに物事を捉えるのです。
 ネガティブな自分を責めないで、まずは事実をニュートラルに捉えましょう。無理なポジティブ思考から来る副作用に陥ることなく、自然と前向きに考えている自分に気づかれるでしょう。「人間の尊厳は、考えることにある」(パスカル フランスの哲学者)

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