仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。また午後は、医療用具の販売許可申請のご相談をお受けいたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
自分を大切にすることの第一歩は、自分の気持ちを大切にすることです。ところが、「その自分の気持ちが分からない」という人がいます。特に日本人には、「自分の気持ちは表現しなくても分かってもらえるものである」という暗黙の了解があります。その結果、自分の気持ちを意識しなくなり、分からなくなっている人が多くいます。
あるいは、気持ちを言うと「口答えするな！」とすぐ怒られてしまう家庭環境の中で育ったせいで、気持ちを言うのが恐いという方もおられます。そのせいで気持ちにフタをすることが習慣になり、自分の気持ちが分からなくなっているのです。
まずは、自分の気持ちを、「つらい」「恐い」「うれしい」「悲しい」「楽しい」といった大まかな感情を表す言葉でノートに書いてみましょう。その上で、どのように「つらい」のか？どのように「楽しい」のか？等を丁寧に書きつづってみましょう。自分の心にしっくりくる言葉で、自分の気持ちを表現できるようになると、心が安定し、さらには、人間関係の中でも自分の気持ちを伝えられるようになります。
