仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、医薬部外品製造申請のご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議と東北学院大学就職課との懇談会に出席いたします。
今日は、宮國泰斗先生の言葉のご紹介です。
私は、この10年、自らの同性愛という課題と向き合ってきました。その中で自分自身のたくさんの「心の深み」との出会い、同性愛というdoingの奥に隠された、本質的な傷の癒しを得てきました。
私の中には今でも常に葛藤があります。「同性愛を克服したい自分」と「性的な感情に駆られる自分」です。ある日、私はその両方の自分の言い分を聞いてみようと思いました。
「同性愛を克服したい自分」の言い分を聴くと、「長年の苦しみからの解放を味わえる。カウンセラー、講師として実体をもって語れる。もしかしたら、女性との結婚だって夢じゃない!?」といったメッセージを感じ取りました。
反対に、「性的な感情に駆られる自分」の言い分を聴いてみると、「あまりにも悲惨だった家庭の現実を忘れさせてくれ、声にできなかった悲しみや孤独感に対するSOSそのものになっていた」など、次々と言い分が出てきて驚きました。
そのプロセスの中で、私は自分が驚くほど冷静な、芯のある、かつ優しさを兼ね備えた新しい自分に出会いました。その時に感じた事は、「あぁ、今の自分でOKなんだな、一歩一歩進んでいこう」というものでした。とても不思議な体験でした。自分の中の矛盾に葛藤したら、葛藤のそれぞれの言い分を聴いてみましょう。大切な宝物が見つかります。