仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は、シャロームの会松島いやしの家で開催いたします11周年記念コンサートといも煮会員交流会に参加いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
レクチャーが終わった直後、ある若い女性から「金藤先生、『緩急』をつけたコミュニケーションとおっしゃいましたが、緩急と言う言葉が分かりません。あと『新進気鋭』という言葉も使われましたが、その意味も使われましたが、その意味も分かりません。」と言われました。私は「申し訳ありません。その意味はかくかくしかじかで・・」と説明し、家に帰ってきました。
夕食を食べながら、妻に「今日、『緩急』という言葉と『新進気鋭』という言葉が分からないと言われたんだよ。自分が当たり前に使っている言葉でも、人によっては分からない言葉もある。もっと、分かりやすい言葉でレクチャーしないといけないと痛感したよ」と話しました。
すると、妻は「金ちゃん。その女性は、あなたのレクチャーを一言も聞き漏らすまいと一生懸命聴いて下さったということでしょう。私なんか、分からない言葉だと、分かったふりして聞き流してしまうけど、その人は、最初から最後まで、必死になって聞いて下さったのよ」。
そう妻から言われて、私はハッとしました。そのとおりだなと思い、ジワっと感動してきました。数日経って、その女性にまた出会う機会があり、妻とのやりとりを話すと、彼女は満面の笑みで「あ、そう言うことなんですね。私自身も気づかせていただきました」とおっしゃいました。自分とは違った視点で物事を見るために、他の誰かの意見を聞いてみる。シンプルかつ強力な手段です。