仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、メンバーのケア会議に出席いたします。
今日は、井出かほる先生の言葉のご紹介です。
規範型の私は、「段取り八分、仕事二分」の言葉が大好きです。ひとりでカレンダーと手帳をにらめっこしながら計画を立てると、自然とワクワクしてきます。予定通りに事が進むと「ヤッター!」とこの上なくうれしくなります。ところが長い間、段取り人間を貫いてきた私には、誰かに突発的な頼まれ事をされると、即座に「できません」と断ってしまいます。一旦予定を組んでしまうと、その予定を崩せなくなるのが規範型の特徴です。
そんな私ですから、突発的なアクシデントや仕事の変更に遭遇すると、すぐパニックを起こします。そうなると、相手の都合などは考えずに、様々な人に「助けて~!」と頼みます。すると、自分の仕事があるにもかかわらず、その仕事を脇に置いて、私が頼んだことをすぐにして下さる方がいるのです。「なんていい人なんだろう」とその人が天使に見えます。「そうだ、私も即OKを出せる柔軟型の人になろう」と思うのですが、段取り人間にとって、それをすると「間に合わなくなるのではないか」と恐くてなかなかスッとできません。
ユング心理学者の河合隼雄先生は、自分の持ち味を活かしながらも、その逆のタイプを開発することを勧めておられます。規範型の私だったら、柔軟型の自分も開発し、臨機応変さを養っていく。そうするとバランスが良くなり、自分と違ったタイプの人との人間関係も良くなっていきます。