仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と永住許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、心の障がい者の就労支援のご相談をお受けいたします。なお夕方は、東北学院大学法学部同窓会役員会に出席いたします。
今日は、田中信生先生の言葉のご紹介です。
頭の回転の速い方は、「起・承・転・結」と順番を踏まないで、「起」からすぐ「結」に飛ぶことができます。私は、こういう人を「点で考える人」と呼んでいます。一方で起・承・転・結と順番を丁寧に踏んで理解するタイプの方もおられます。私は、こういう人を「線で考える人」と呼んでいます。
線で考える人にとって、点で考える人の話を聞くことは拷問かも知れません。点と点を結ぶ線が見えないので、まさに「てんでばらばら」に感じるのです。一方、点で考える人が、線で考える人の話を聞くことも、また拷問です。回りくどくて「何で早く結論を言わないの！」とイライラしてくるのです。
点で考える人は、自分が一瞬で分かることを、線で考える人に分かるように、順序立てて説明する訓練をする必要があります。また、線で考える人が点で考える人に接する時は、一見バラバラに聞こえる、点と点の話しの間にどんな線がつながっているのかを考えながら聞くことです。両者が良いコミュニケーションをするには、やはり互いの違いを尊重し合うことです。
