仙台の行政書士より241128心のメッセージ
本日は午前中、建設業許可申請と産業廃棄物処理業許可申請それぞれのご相談をお受けいたします。また午後は、シャロームの会の各施設の売上向上のためのコンサルタント会議に出席いたします。
今日は、金藤晃一先生の言葉のご紹介です。
奥さまのグチになると途端に聴けなくなるご主人がいます。
奥さまが「寒いわね~。この部屋にもエアコンがあるといいのい」と言ったら、ご主人が「そんなぜいたく言うなよ!今は電気代のことも考えろよ~!」と反応してしまいました。すると奥さまは、「そんなの言われなくたって分かっているわよ~。思ったことさえ言えないの?」とさらにグチが続きました。
そのご主人がおっしゃるには、「後から考えてみると、妻に『あなたは甲斐性なしね』と言われたように感じて、つい私は『ぜいたくを言うな』と正論を言ってしまったんですね。妻はそんなことを一言も言ってないのに」。
グチを「小さな不幸」と置き換えると分かりやすいかも知れません。妻のグチが続くと、ご主人にしてみれば「この私の不幸は、あなたのせいだ!」と妻から責められているように感じて辛くなるのです。「あなたのでいで」と言われていない限り、妻の小さな不幸はご主人のせいではありません。
グチは同意されるとエネルギーを失います。「寒いわね~。この部屋にもエアコンがあるといいのに」と奥さまが言ったら、ご主人は「そうだよね」と同意する。前述の奥さまだったら「でも、電気代も高くなっているから、節約しなきゃね」と言われるでしょう。またそこでご主人は「そうだよね」と同意すればその会話は終わります。「妻のグチは、自分のせいではない」。これを知っていると、奥さまのグチも聴けるようになります。